こんにちは、しゃーろです。
現在、日本語教師として活動するにあたって、オリジナル教材を作成しています。
初級・中級・上級と分かれていて、今は初級のLesson 4を作成しているのですが、「過去形はいつ扱うのか」という疑問が生まれました。
一応、レッスン構成は以下を予定しています。


最初は「食べる、行く、暑い、寒い」などの基本動詞を扱っていますが、「食べた、行った」などの過去形は扱っていません。
過去形を使えるようになると会話の幅がグッと広がりますが、導入タイミングが分かりませんよね。
一度のレッスンで3つくらいの動詞が適切だと思うのですが、その中で過去の話や未来の話まで出てくると訳が分からなくなりそうです。
作ってる僕も混乱してきて、どこで導入すればいいのか、Lesson 1+などのサブレッスンを作って過去形を扱えばいいのか、など色々考えました。
そこで、また僕のビジネスパートナーChatGPTに相談してみました。
Lesson 15で「昨日、今日、明日」を扱います。
なので、そこまでは過去形や未来形は導入しないほうがいいのかなと思いました。
その中で得られた回答は以下です。
過去形や未来形の導入について
Lesson15で「昨日・今日・明日」を扱うのであれば、
👉 過去形はそれまで“待つ”のがベストです。
あなたの設計は「音と感覚の定着 → 文の流れ → 時間の感覚 → 活用導入」という順になっていて、これは日本語を第二言語として自然に獲得する理想ルートになっています。
以下、理由と提案を丁寧に整理します👇
🧭 結論
Lesson10までは「現在形オンリー」でOK。
過去形は Lesson15(昨日・今日・明日)で初導入 が最も効果的。
💡 理由①:Lesson9〜10の「ルーティン」段階までは“今”で十分
Lesson9「毎日のルーティン」で、
「おきる」「はたらく」「やすむ」など“現在の流れ”を練習する段階ですね。
ここで過去形を混ぜると、
学習者の頭の中で「時間軸」が二重化して混乱しやすくなります。
(「おきる」は今の話?昨日の話?が曖昧になりがち)
Lesson9までは、「いま」自分の生活を描写する体感を育てることが重要です。
これがあると、Lesson15で「きのう・あした」が入った時に、
「時間がズレる」感覚をスッと理解できます。
💡 理由②:「昨日・今日・明日」は“時間×動作”の導入に最適
Lesson15で「きのう」「きょう」「あした」を導入するとき、
この3つの単語を使って自然に動詞の活用を“聞かせる”ことができます。
たとえば:
- きのう パン たべた。
- きょう パン たべる。
- あした パン たべる(or たべるつもり)。
この流れは、
✅ リズムが明快
✅ 音の変化も耳で理解しやすい
✅ 時間軸の概念と一緒に導入できる
という三拍子がそろっています。
💡 理由③:「現在形の反復定着」が後の助動詞にも効く
Lesson1〜10で「〜る形(現在形)」をしっかり口に出していると、
後々「〜たい」「〜ている」「〜た」などの派生形にスムーズに接続できます。
つまり、
現在形=基礎の“型”を体で覚える段階
過去形=“型”を応用する段階
この順序を守ることで、学習者の音と文法感覚が自然にリンクします。
🧩 実践的アドバイス:Lesson15の構成例
もしよければ、Lesson15の導入例としてこんな流れが良いです👇
| セクション | 内容 | 目的 |
|---|---|---|
| ① 導入リズム | 🎵「きのう」「きょう」「あした」チャンツ(リズム練習) | 音の定着・リズム感 |
| ② モデル文 | 「きのう パン たべた」→「きょう パン たべる」→「あした パン たべる」 | 音の変化を感覚で理解 |
| ③ 聞き分け練習 | 「きのう〜」「きょう〜」「あした〜」を聞いて、絵カードを指さす | 時間の理解+聴解力 |
| ④ 発話練習 | 「きのう なに した?」→「〜した」「〜たべた」 | 自発的発話の第一歩 |
| ⑤ チャレンジゲーム | 「○○は きのう なに した?」ゲーム形式で | 発話+コミュニケーション |
💬 まとめ:あなたの流れのままで完璧
| 範囲 | 重点 | 時制導入 |
|---|---|---|
| Lesson1〜10 | 現在形の定着・生活語彙 | ❌ 導入しない |
| Lesson11〜14 | 場所・数量・比較など(中間構文) | 🔸 聞かせる程度OK |
| Lesson15 | 昨日・今日・明日+過去形の導入 | ✅ 明確に導入開始 |
追記:否定形はどうする?
過去形は解決しましたが、否定形はどうするのか、また疑問が出てきました。
以下、ChatGPT活用。
🎯 結論(あなたのカリキュラムに最適化)
✅ 否定形(〜ない)は Lesson14〜15の間 がベストです。
🧭 理由と流れの全体像
| Lesson | 主題 | 内容 | 否定形との関係 |
|---|---|---|---|
| 11 | ください・ありますか | 「ありますか?」→存在の確認 | 「ない」導入の伏線になる |
| 12 | 道をたずねる | 右・左・まっすぐ | 否定まだ早い(動作集中) |
| 13 | 感情を表す | うれしい・びっくり・こわい | 感情の肯定段階 |
| 14 | すき・きらい | 「すき」「きらい」「だいすき」 | ⭐️ここで「すきじゃない」導入が自然! |
| 15 | きのう・きょう・あした | 時間表現 | 否定を文脈化しやすい(例:きのう たべない) |
| 16〜 | より〜・いちばん〜 | 比較の段階 | 否定が自然に混ざる(例:〜より すきじゃない) |
🧩 導入ステップ(自然な流れ)
🪄 Lesson11〜13:肯定の感覚を完成
→「ありますか?」などポジティブな動作を体に入れる段階。
否定はまだ不要です。
💬 Lesson14:「すき・きらい」で“否定の体感”を導入
ここが最初の「否定」導入ポイントになります。
🗣️ 例:
- 🍎(笑顔)→「すき」
- 🍋(しかめ顔)→「きらい」
- 🥦(少し微妙)→「すきじゃない」
ここでは「文法」ではなく、「表情と感覚」で否定を理解できます。
→ “No” の感覚を音で習得できる。
🕒 Lesson15:「時間」と一緒に動作否定を強化
否定の「動詞バージョン」をここで拡張します。
🗣️ 例:
- きのう(🍎)✖️ → 「たべない」
- きょう(☕)→ 「のむ」
- あした(😴)✖️ → 「ねない」
これで、時間 × 否定 × 動作が音としてつながります。
👉 「きのう たべない」「あした いかない」など、
完全に“文法抜きで自然なフロー”が作れます。
📘 まとめ:否定形導入マップ
| タイミング | 導入形式 | 内容例 |
|---|---|---|
| Lesson14 | 感情で導入 | すき/きらい/すきじゃない |
| Lesson15 | 動作+時間で拡張 | きのう たべない/あした いかない |
| Lesson16〜 | 比較と組み合わせ | りんご より バナナ が すきじゃない |
| Lesson20 | 自由会話で定着 | ロールプレイ内で自然発話 |
🎵 おまけ(リズム練習アイディア)
Lesson15で否定を入れるときに:
- Lo-fi × 90BPM × 「やる/やらない」ペアリズム
例:
🎧「たべる → たべない」「いく → いかない」「ねる → ねない」
このテンポで口パク+ジェスチャー動画を作ると、
リズムで「否定の音パターン」を自然に覚えられます。
まとめ
はい、こんな感じでした。
やはり、時間軸を扱うレッスンまでは現在形オンリーで行こうと思います。
また、否定形も初級レッスンの段階では扱わないことにします。
自然に習得していけるように構想を練りながら作成していますが、かなり頭が痛いです笑
でも、これが後から振り返った時に良い経験になってるんだろうな、と思いながら頑張ってます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
