最近、ずっと考えていることがあります。
「個性」って、なんなんだろうなって。
子どもの頃は、違うことが当たり前だった気がします。
みんなバラバラで、それが普通で、楽しかったです。
変なやつがいても、「それも一つのキャラ」という感じで。
でも、いつの間にか、違うことがリスクになる世界に変わっていった気がします。
浮かないようにする。
目立たないようにする。
同じようにする。
集団から外れないようにする。
気づいたら、無意識に周りに合わせるようになっていました。
で、ある時ふと思ったんです。
「僕は僕でいていいんじゃないか」って。
「みんな違ってみんないいんじゃないか」って。
それ自体は、たぶん悪い考えじゃなかったと思います。
でも、そこから少しずつズレていった気がするんですよね。
「ありのまま」でいるということが、「人と違う」という感じで、だんだん重なっていって。
気づいたら、
「人と違わないと自分じゃない」
「同じだったら、自分が死んでしまう」
みたいな感覚になっていました。
今思えば、ちょっと極端だったかもしれません。
でも、その時は本気だったんです。
集団に合わせることが、自分を消すことのように感じていました。
同じ道を歩くと、なぜか嫌悪感が湧いてきて、それが「正しさ」だと信じていた。
一人でいることが怖かったのに、一人でいる自分に酔っていく感じもあって。
「自分は強いんだ」
「群れない自分は特別なんだ」
そうやって自分に言い聞かせていました。
でも正直、それが強さなのか、防衛本能なのか、今でもよく分かりません。
集団の中にいる人たちを見て、「弱い」というラベルを貼って、自分を守っていただけなのかもしれません。
それでも、同じになることが、どうしても怖かったんです。
同じ選択をすること、同じ道を選ぶこと、同じ考えを持つこと。
それが全部、「自分を裏切ること」のように感じていました。
でも最近、少しずつ分からなくなってきています。
「違う」ということが、本当に「自分」なのか。
それとも、「違うということに、しがみついている」だけなのか。
もし誰もいない世界に一人でいたら、僕は「個性的」なんでしょうか。
誰とも比べられない場所で、僕はまだ「自分」でいられるんでしょうか。
「ありのまま」って、もしかしたら、「違うこと」ではないのかもしれない。
でも、じゃあ何なのかって聞かれると、 全然分からないんです。
同調するのも怖いし、孤独になるのも怖い。
強くなりたいわけでも、弱くなりたいわけでもなくて。
ただ、「自分じゃなくなる感じ」が、一番怖いんです。
でも、その「自分」って何なのかも、正直、はっきりしていません。
たぶん今も、どこかで「違う側」にいようとしています。
平均から外れたいとか、多数派が嫌だとか、そういう感覚も、まだ残っています。
それが信念なのか、ただの癖なのか、自分を守るためのものなのか、アイデンティティなのか。
もう区別もつきません。
ただ一つ分かるのは、「自分でいたい」という気持ちだけは、ずっとあるということです。
でも、その「自分」の形が、 まだ全然見えていない。
もしかしたら、これからも見えないままかもしれません。
今はただ、同じになりたくない自分と、同じでもいいかもしれない自分と、一人でいたい自分と、一人が怖い自分が、全部、同時に存在している感じがします。
整理もついていないし、答えもない。
たぶんこれも、途中の考えでしかありません。
ただ、「個性」とか「強さ」とか「同調」とかっていう言葉が、思ってたよりも、ずっと重くて、ずっと曖昧で、ずっと自分に絡みついているんだなってことだけは、最近、よく感じています。
まだ、よく分からないですけど…
今日はこれでおしまいです。
ではまた。
